保存方法

海外や国内に長期遠征をしたときのトロフィーの処置
  
ランディング時の注意と釣り上げた後の処理
  
魚を冷凍処理するときの注意
  
フレッシュなトロフィー・フィッシュ(鮮魚)を直送する場合
   
保存をするときの注意


  

  

海外や国内に長期遠征をしたときのトロフィーの処理

  • 冷凍設備が有れば直ちに冷凍して下さい。そして冷凍のまま持ち帰り、クール宅急便−18度で送ってください。
  • 冷凍が出来ない場合は、塩蔵処置をお薦めします。トロフィーをマウントした際裏側となる面、たとえば魚体の頭部を左側にして左面を表面としたい場合(これが一般的ですが)反対側の右側腹部に刃物を入れて裂き(図−1)、そこから内蔵を取ります。
  • 刃物を入れる位置は、側線の下の鰭の中心と尾鰭の真ん中を結ぶ線上です。
  • 開口部はできるだけ小さめに留め、可能な限り内蔵を抜き取って下さい。こうした処置の後、魚体の表面にたっぷりと塩(精製塩が適当)を振り付け(強くこすってはいけません)ビニール袋に入れて持ち帰って下さい。
  • 塩蔵処置は冷蔵や冷凍などの他の処理法に比べると魚体の縮み方が「やや大」ですが、フィッシュ・マウント(魚類剥製)の仕上がり具合には支障ありません。
  • 塩蔵処理したトロフィーは、直射日光をさけ、できれば冷たく風通しの良い所に置いて帰るときまで保存して下さい。
切る 包む 保存 魚の保存
図 − 1 図 − 2 図 − 3 図 − 4
  



  
ランディング時の注意と釣り上げた後の処理

  • 尾鰭に損傷があった場合、剥製の仕上がりが多少汚くなることがあります。一番多いのが、ランディング・ネットによる尾鰭の裂傷です。ネットの使用には充分に注意して下さい。
  • フィニッシュさせた(活き締めした)トロフィー・フィッシュをは新聞紙(四枚以上(図−2))を十分に水で濡らして平らな場所に置き、ティッシュ・ペイパー五枚ほどを水で濡らして、丁寧に胸鰭を(図−3)包み込みます。こうすると、魚体に胸鰭が密着する部分にできる魚体の黒ずみが防げます。
  • 次にトロフィー・フィッシュを包みますが、まずは頭部を折り、次に尾鰭側、このとき大事なのは尾鰭の末端(図−4)より若干の余裕を持たして新聞紙を折ることです。
  • あとは残った部分で魚体を包みます。新聞紙でぐるぐる巻きにしたら、(新聞紙が砂などで汚れていたら洗い落として下さい)ビニール袋に入れて梱包して出来上がりです。
  • 釣り場で新聞紙の持ち合わせがなければ、手きしぐいやタオルなどの布等でも代用できます。
  • 以上が、貴方のトロフィー・フィッシュを美しいフィッシュ・マウントにするためのフィールド・ドレッシング(現場処理)の正しいやり方です。フィールド・ドレッシングしたトロフィー・フィッシュは、帰宅までクーラー・ボックス、あるいは冷暗所にて保存して置くのが無難です。
  


   


 
魚を冷凍処理するときの注意

まず魚体を流水などで洗い汚れなどを落とします。ただし、ヌメリを落としてしまうほどゴシゴシやってはいけません。軽くすすぎ洗いして下さい。新聞紙(四枚以上(図−2))を水につけ良く濡らし、平らなところに広げ置きます。その上にトロフィー・フィッシュを置き、水で濡らしたティッシュ・ペイパー五枚ほどで、胸鰭を包み込んでから(図−3)、魚体を新聞紙で包み込み、さらにビニール袋に入れて、フリーザーへ。
  



 
フレッシュなトロフィー・フィッシュ(鮮魚を直送する場合)

  • 胸鰭を濡らしたティッシュ・ペイパーで巻き、魚体を濡らした新聞紙で巻き込み、それをビニール袋に入れて包む。上記でも書いてあるフィールド・ドレッシング(現場処理)が基本です。
  • こうして処理したトロフィー・フィッシュは段ボールの箱の中に入れますが、この際注意する事は、輸送の途中で魚体が箱の中でガタつかないように、なにかしらパッキング(詰め物)となる物を、箱の中に一緒に入れることです。
  • 冷凍状態にある魚は諸劇に脆く、とくに鰭先は破損し易いので注意が必要です。
    クール宅急便の−18度で発送した場合、発送時は鮮魚の状態であっても、こちらの工房にとどく頃には、完璧な冷凍状態となります。



 
保存をするときの注意

  • フィールド・ドレスド(現場処理)をしたトロフィー・フィッシュを、直ぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れることができない場合には、十分に氷を入れたクーラー・ボックスの中で保存して下さい。とくに気温の高い時季には、魚体の保存状態が悪くなります。

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